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弦屋光溪

2021.5.13【新作】〈万歳浮世絵派五姿〉の内 月岡芳年 

浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉を締めくくる最後の作品が完成いたしました。
モデルは「血まみれ芳年」の異名で知られる無惨絵の第一人者・月岡芳年。

本作は5月14日(金)よりBunkamura Gallery(東京・渋谷)で開催します「弦屋光溪 現代浮世絵展」でご覧いただけます。

ぜひ実際にご覧いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

【作家より】
・顔は弟子の後藤年景、晩年に面会している鏑木清方の芳年像、そして本人の自画像と残されている肖像写真を参考としました。
・肩には「見立多以尽 とりけしたい」の猫を虎猫にして乗せました。
・着物の柄には作品にある源義平の怨霊と難波経房らの恐れ戦く顔の六人を入れました。
・背景は「藤原保昌月下弄笛図」のすすき野の夜半の秋です。