メニュー

弦屋光溪

2025.3.14【新作】〈万歳浮世絵派三艶〉 第三作 鈴木春信

春画を描く浮世絵師を描く新シリーズ〈万歳浮世絵派三艶〉最後の第三作が完成いたしました。
モデルは錦絵創始期の第一人者、繊細で可憐な美人画が人気の鈴木春信です。

本作は東京神田神保町の山田書店で展示・販売がされております。
ぜひ実際に作品をご覧いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

【作家より】
・鈴木春信、秘画の名作「風流艶色真似ゑもん」は、仙薬を飲み豆の如く小さくなった「まねえもん」が、さまざまな情事を覗き見する物語です。
・この図は最終24図目で頭巾姿となって女郎と情人との夜道での情事を見上げる図です。
・「まねえもん」を春信自身として描きました。春信の肖像は見当らず、私が想像する春信の眼を刻しました。「真似ゑもん」作品は明和7年(1770)正月の刊で、この年に46才で亡くなったと云われています。